外伝読みました
ハァ〜〜〜〜〜(クソデカため息)
岸本先生本当にありがとうございます…
生きててよかった…
先行でデジタル配信してたらしいんですけど、どうしても紙で読みたくて我慢してました。
やっぱり紙で読んでよかった。
ページを捲る瞬間の、次はどんな展開が待っているんだろうっていうドキドキ感はデジタルでは味わえない風情がありますね。
ただ印刷された紙を触れただけなのに、ここに直接命が吹き込まれているんじゃないかと錯覚してしまいました。
尊ぶとはこういうことだったんだ…
と、悟りを開きかけているところで感想をば。
殴り書きなので同じこと言ったり支離滅裂だったり。いつもか。
ネタバレです、ここから先本当にネタバレしかないです。
まだ読んでいない方はご注意。
55ページって聞いて「すっごいボリューミーじゃん!」なんてはしゃいでいたんですが、実際は本当に一瞬でした。
噛み締めて読んでいたはずだったんですが予想以上に終わるのが早くて蜃気楼かと思いました。
とにかくミナトとクシナがお互いのことを愛し合って想いあっていて見てて幸せな気持ちに…
強くて、愛情深いこの夫婦の間に生まれる子供なら不自由ない生活が待っているはずだったのに本当に切ない。
封印で息苦しい生活を強いられている中、クシナの唯一の楽しみってミナトと一緒に過ごすことなんだと思うと年相応な感じがしてかわいい。
「いつになったらミナトと二人っきりになれるかな」ってセリフ一つに寂しさを含んだ乙女心が詰まってる。
ミナトと修行する時ウキウキしてるのもかわいいし、できないって断られた時の拗ねたお顔がまた愛らしくて。
ナルトが感情を表に出しちゃうのってやっぱりクシナ譲りなんだなぁ、とひしひし感じました。
なにより「なんの術?」って責めてるコマからのクシナの拗ね顔がナルトに似てるー!!
横顔の時の口の開き方とか、唇ムッと結ぶところとか、眉吊り上げるところとか…
えっ、可愛すぎるぞこのDNA。
順当に歳を重ねたナルトとクシナが二人で並んでる姿、見たかった。
話変わってモブうちはかっこよくないですか?うちは一族美形多すぎ。
モブ子たちがミナト誘おうとしてるところから、二人はまだ付き合ってないのかと一瞬考えましたがそんなことないですよね?
モブ子たちはミナトの恋人が行動制限されているのをいいことに食事に誘おうとしているのか?
ミナトなら断ると思うけど、なんか、その…御里が知れますわね!?
天才なミナトでもやっぱり螺旋丸をモノにするまで相当な努力をしたんだなって。
あとナルトの技を掴むまでのプロセスや思考はミナト譲りなんだと思いました。
ふとしたもので繋ぎ合わせる柔軟性や閃いたら即実行の行動力。
こうしてみると外見以外にもちゃんと受け継いでるところがいっぱいあって、それを描いてくださったことに感謝。
螺旋丸オールバックのミナト、これはこれで…イイ!!!!
なぜか自分のネーミングセンスに自信を持ってるところも相変わらず天然でかわいい。
そりゃイケメンで忍術の天才で少し抜けてるところがあったらモテますわ…
あと自来也先生とミナトのやりとりが見れたのがとてもとても嬉しい。
アイス半分こしてくれる自来也先生見てナルトとのシーンも思い出してしまった。
あのアイス、一度でいいから食べてみたかったんですがもう売ってないんですもんね。
残念です…
クシナが危険に身を晒しながらミナトに会って一番に謝ったの、ほんと素直でイイ子だ…
ミナトが約束を破ってしまったのもクシナを失いたくない思いでいっぱいだったからで、二人とも優しさに溢れてる。
実際の威力を目の当たりにしたということもあってミナトの心を急かしてしまったんだろうな。
強い封印術を施されたナルトと違って、少しでも心に隙を生んだら九尾に乗っ取られてしまうような、綱渡りな状況にいるんだと思うとクシナの恐怖が計り知れます。
ナルトとクシナでは元々の九尾に対する認識が違うというのも大きいと思います。
恐怖の存在と同じ空間にいて、ずっと脅されながら生きるのは精神的負荷は相当なモノでしょうね…
我愛羅も似たような状況なのかな?
そう考えるとナルトって親の愛に守られてるなって感じますね。
ミナトがクシナのことが好きな理由、本当に大好きなんですよ。
多分みんなも好き。
実力面もそうだと思うけど、なにより精神面が強い。
大きなもの背負って縛られながら生きるだけでも大変なのに笑うことができるって、相当な精神力がないとできないことですよ。
それもミナトが支えてるがゆえってところもあると思いますが、本人の気質がそうさせてるんだから強いに決まってます。
もう戦闘シーンはかっこいい〜!!ってなったり、純愛〜〜〜〜!!!ってなったりで忙しい。
読み返すほど後者に寄ったりして。
この二人に関しては戦乱の下での愛の語らいみたいな感じが好き。
愛情を根底に相手を守り抜こうとする姿を見ると「ハァ〜〜〜好き」ってなります。
目覚めた時のミナト、ナルトに似てません?
さすが金髪碧眼遺伝子は強い。
こんな強い遺伝子持ってるミナトの出自に関しては言及ないですけど、特別な家系ではないんですかね?
親の影もないし…
なんとなく思っていた疑問ですが原作で言及ありましたら教えてください。
クシナがミナトを抱きしめるシーンの、綱手と自来也先生めちゃくちゃ好きです。
見守ってくれてるお母さんとお父さんみたいで…
必死に抱きしめるクシナの表情から不安が見て取れて、可愛さと尊さにぐちゃぐちゃになる。
というか!!
螺旋丸の名付け親クシナだったんですね!?
螺旋丸って自来也先生がつけた名前だと思ってました。
夫婦と親子でリレーができている…
もうこの時点で頭パンクしてたんですけど、先生の最後の最後の粋すぎる演出で涙が溢れました。
天才…?
天才だったわ。
四代目顔岩のところに重ねる演出ズルすぎる。
ミト様が言っていた『違う景色』のこと、ミナトが火影になった未来のこと。
ミナトを見ているクシナはそんなことを思い浮かべているのかなって思いました。
『渦に封印されているクシナ』とその『器の中に存在するミナト』
この構図がタイトルの『渦の中のつむじ風』になったんですね。
わざわざつむじをひらがな表記にしたのも螺旋丸の生まれた経緯が関係してるのかな。
また相変わらずタラタラ細かく語りましたが、まとめると
岸本先生サイコー!!
です。
ブランクを感じさせない画力の高さ、岸本節の効いた演出、もう二度と見れないと思ってました。
本当にありがとう。
実はコロナで寝込んでたりしてましたが、復活するにはイイ薬でした。
もう100%回復です!
この作品はどこかに収録されないんですかね…
ここまで読んでいただいた方、忍耐強いですね。
忍になれると思います。
冗談はさておきありがとうございました!
これはオマケですが、螺旋丸オールバックとか言っちゃったんで描いてみました。
完全パロディです。
ではまた〜