※東映版を抜きにして記述しています。
現在、遊戯王シリーズ7作目である『SEVENS』を完走し後作の『ゴーラッシュ』を見始めました。
全肯定ユウディアスかわいい…ど天然でなんでも受け入れちゃう宇宙人最高。
シリーズで一番好きなのが4作目の『ZEXAL』なんですが、これは遊戯王初心者にもわかりやすく説明してくれるし、出来損ないの主人公が成長していく物語でもあるので、NARUTOやヒロアカが好きで尚且つこのサイトに来てくださる方には刺さるはず。
あと遊戯王は全体を通して迷言や迷シーンが多くネタにされがちですが、ZEXALは特に強い気がします。多分贔屓目入ってる。
友情・努力・勝利!
そしてみんないなくなる!
笑って泣ける、ハートフルコメディです!ニコッ
ちなみに遊戯王シリーズは1作品目の『DM』から好きでしたが、ZEXALで主人公の遊馬が裏切られるシーンを見て完全に狂いました。
遊馬先生のショックを受けた時の声にならない声が堪らなくて…中の人が畠中祐でよかったと実感しました。
そしてライバルであるシャークこと神代凌牙もいろいろなものを背負ってしまったおかげで大変な目に遭うんですが、闇の底に身を沈めようとするたびに遊馬先生によるカウンセリングが入るのがなんとも尊い。
かと思えば遊馬先生が弱っている時に不器用に元気つけてくれるんだから、も〜〜〜
最終回近くでクソデカ感情ぶつけ合うし、なんならシャークさんの気持ちがこもりすぎてるしで泣いてしまう。
こういうライバル関係に弱いんじゃ…
あと6作目の『VRAINS』とSEVENSも好きなんですが、打ち切りという形で終わってしまったのがとても残念。
VRAINSは内容が少し複雑で大人向けな感じで、デュエルもスピード感があって面白かったんです。
BGMもハズレがないぐらい全部かっこいい。
たしかDMでBGMを作った方と同じだったらしい?
子供向けにしてはエグい描写もあったので、深夜帯にやってたらアニメとしては成功してたと思う。
カードゲームの販促アニメなので難しい。
主人公の遊作はすごいクールで低音ボイスも素敵なかっこいいキャラなんですが、見てるうちにだんだん可愛く見えてきます。
訳あって他人に感情を閉ざしているなか相棒に出会い、振り回されつつも絆されていく過程に可愛さを見出したんでしょうね、私は…
あとライバルの鴻上了見が終始顔がいいし声もいいし良き舞いを見せてくれるので超好きです。
考え方や生き方にも一本筋が通っていて、そこもまたかっこいい。
遊作と了見は複雑に絡み合った糸で結ばれていて、出会いを素直に喜べない関係にあるのがやるせなさも含めてイイ。
公式で「運命の囚人」とか言ってんの強すぎる。
そこからまたちょっとずつ環境が変わっていくにつれて距離感も近付くのが最ッ高…なんですが、日常回があまりないので補完していくしかない。
SEVENSからは制作会社が変わりルールも大幅に変更されてます。
ゲーム環境的には、ポケモンが今までのゲーム性を一新し、オープンワールドのゲームを売り出したときと似てるかもしれない。
いや多分違うな。
そしてアニメも今までのテイストとは異なり全体的に子供向けになっており、テンションがずっとギャグです。
シリアスの途中にギャグを無理やり挟み込んでまでも、暗い空気にさせないという強い意志を感じる。
デュエルもほぼ全部一話で完結するし、軽い気持ちで見れる。
あと主人公が群を抜いてちまちましてて可愛い。
ただオマージュやパロが大きなお友達向けなことが多いので「なんかやってんな〜」で見逃すことが多々あります。
バブリー世代の子も出てくるのですが、バブルネタが怒涛の勢いで襲ってきます。
もう一度言いますが、子供向けです。
コロナのせいで数話潰されてしまったらしいのですが、やりたいこといっぱいあったんだろうな、と私まで悔しくなりました。
終始ギャグなのに伏線回収もすごい丁寧で面白かったのに。
ただそれでも終わり方がスッキリしていた気がします。
ZEXAL最終回を見終えたときの「もう終わるの?この先も見届けていたいんだが?」という充足感と喪失感がない交ぜになった苦しさを感じたので、感覚的に素晴らしいラストだと思えました。
ここまで触れてなかったですけど、まあDMは言わずもがなですよね。
あそこはもはや実家です。
とりあえず王様と相棒との絆が強すぎる。
アニオリでその絆があらぬ方向に強化されてましたけど、それを抜きにしても二人の関係って尊い。
最終回を見るのが怖くてしばらく放置してましたもの。
二人を兼役で勤め上げた風間くんの演技も最終回につれてどんどん上手くなり、二人と共に成長しているんだと思うと涙が。
王様の声のときは常に力強い感じなのですが、相棒を前にすると優しい声色になるのがとても愛おしい…
相棒も普段から優しい声だけど、内に秘める強さが溢れるときがあってかっこいいし風間くんの表現力の高さに感服です。
棒読み時代も好きだったりしますけどね!
2作目の『GX』は、正直一期と二期は楽しく見れましたが、三期以降がつらすぎました。
でもやっぱり好き。
DMの主人公から代替わりして、いろいろ挑戦してるんだなっていうのが全体を通して伝わるし、前作への敬意も感じました。
まさかここでも前作のキャラを拝めるとは…!と感動したりもして。
そして三期以降に関してですが、ヤンデレキャラはすごい好きですし、デュエルも熱くていいんです!
特にヘルカイザーのデュエルはすごい熱い。
ですが闇堕ちへのくだりがやけにリアルで怖くて泣きました。
遊戯王を勧めてくれた方から「とめださんって地獄好きそうだしきっと好き!」と言われたんですが、私にはきつかった。
一期二期であんなに可愛かった主人公が、そんな…と絶望した。
ただその絶望を乗り越えた先の展開がすごくよくって、地獄を乗り越えた甲斐があったなとジーンときました。
というか感動のあまりめちゃくちゃに泣いた。
恩返しデュエルは一話を思い返すとガチでびしゃびしゃに泣けるので、三期以降の時事獄は乗り越えるべき試練だったんだと思います。
3作目の『5D’s』は神作品。
ストーリー展開はシリーズの中で群を抜いていると思う。
最終回のスッキリした気持ちが最も強かったのが5D’sでした。
もちろん個人の感想です。
5D’sはどのOP/EDも好きなんですが、一番最初のOPは魂に刻まれてるレベルで好きです。
これはZEXALとSEVENSにも言える。
新しい召喚方法が生まれ、デュエルも少し複雑化し、主人公たちも成人に近い青年たちの話になりましたが、相変わらずデュエルは熱いし面白い。
なによりシリアスな笑いが多すぎてネタに尽きない。
5D’sもネタ色が強い。
けど大事なメッセージもたくさん込められていて、クールに見せかけ情に熱い主人公、遊星さんにはなんどか泣かされました。
ちなみにここまで言ってなんですが、一番印象に残ってるシーンはライバルであるジャックが小川に向かって大きな石を投げ込むシーンです。
5作目の『ARC-V』ではユートに狂いました。
彼、かわいすぎるんですよ。
ユーリはネットリ…感が愛おしいし、主人公の遊矢と中の人が同じなのも相俟ってギャップみたいなのがまた好きなのですが、ユートは可愛さでぶっちぎってる。
リンクスでユートが実装された時はすぐに手に入れたしデッキも組みました。
クリアウィング、強くてイイよね。
結構アホっぽいけど信念はちゃんと持っていて仲間思い。
幼馴染のことが大好きで、助けるために走り続けるユートには愛しか感じない。
声もまたあってるんですよね…なんとなく舌足らずっぽいような、そんな感じがイイ。
最終回は切ないと感じました。
ヒロインたちを思うと胸が締め付けられます。
あれでよかったのだろうか…
なんだかんだ全シリーズに言及している…?
ゴーラッシュは見始めたばかりなのでまだわかりませんが、ノリがなんとなくSEVENSに似ているし、なんならSEVENSに出てきた声優さんがめちゃくちゃ出てきてくれて嬉しい。
語彙力もないので「かわいい」だの「かっこいい」だの「好き」だのしか言ってませんでしたが、これだけは絶対に言いたい。
遊戯王に出会えて本当に良かったです、ありがとう。
ここまで読んでくださった猛者の方もありがとうございます。
もし遊戯王を見てないのでしたら全力でおすすめします。
月額にはなりますが、dアニのニコニコ支店で見ると面白いコメントがたくさんあるのでこちらもおすすめしておきます。
というかこっちで見た方が一億倍いい。
そして私ごとですが、一時的に時間にかなり余裕ができてたくさんお絵描きができましたが、また忙しくなるかもなので絵が描けないかもしれないです…
先行き見えないので不安ですがぼちぼち頑張っていこうと思います。
ではまた〜